昭和初期のフイルム時代の古いカメラが残っています。いつの日か又、日の目を見ることがあるでしょうか。もはや飾りものでしょう。棚の隅に眠っています。
でも、今もフイルムマニアは存在します。真空管と同じように愛用者はいつまでも続くことでしょう。
チョッと取り扱つかいの難しかった古いカメラの思い出ばなしです。
それにしても今やデジカメの進歩は目覚ましいものです。どこまで突き進むのでしょうか。
和30年ころ運よく中古のカメラが手に入りました。まだ周りにはカメラを持っている仲間はいないので、とても自慢していたものです。そのカメラがキャノンⅣSBというレンジ式カメラでした。当時はドイツのライカ3Fという高級カメラに強敵するほどのカメラだったのです。
そしてそのカメラを40年余りも使い続けていました。その間カメラはどんどん進化していたのに、何も知らないままこのカメラだけで過ごしてきました。会社時代は写真の勉強などする間は全くなかった時代です。
定年後数年して町の写真クラブに入会し、始めて時代に乗り遅れていたかを知りました。カメラはすでに一眼レフで、オートフォーカスだったのです。又、フイルムもカラフイルムしか知らないままで、クラブの多くの人がリバーサルフイルムを使っていました。まるで浦島太郎のようでした。そのうち何とか一眼レフのオートフォーカスに切り替え、仲間に入れたと思っていたら、今度はデジカメが出てきたのです。
デジカメ時代になると写真クラブの仲間は2つに分かれました。すぐにデジカメに乗り換える人たちと、あくまでフイルムカメラで行くという人たちでした。
ここから自分もデジカメに乗り換え出発点が同じになりました。デジカメ仲間は多くいます。情報もたくさん入りますし、判らないことはすぐに聞くことができます。こうしてクラブの人たちに何とかついて行けるようにやっております。
カメラは昔からずっとキャノンでした。2018年秋にEOSRというフルサイズのミラーレスが出ましたのでこのボディを購入しました。長年カメラに触れていますが、写真撮影の技法は今もへたくそなのです。足も弱った今では、カメラの進化とその難しい操作法に興味津々です。次はEOSR5が予告[2020年3月頃」されました。高級一眼レフから高級ミラーレスへと変わり始めました。ボケ防止に次を楽しみに見ています。
2020年・今年はコロナウイルスで始まり大変な年です。このウイルスどこまで広がっていくのか、終わった後は世の中の仕組みが大きく変わるだろうと予測されだしました。そんな中、94年も続いてきたカメラ雑誌のアサヒカメラが6月号で終り休刊となりました。
世界にその名を遺した名門のオリンパスカメラも6月に撤退が発表されました。どちらもさみしいことです。
一方、躍進を続けているキャノンは7月に画期的なEOS-5というミラーレスカメラを発表しました。4K~8K・もう年寄りの出番は終わりです。そしてソニーのミラーレスと競り合ってきました。撤退と飛躍・どう変わっていくのかな。…2020・07
キャノンⅣSBというカメラです
今でもよく写りますが、画像を拡大するとぼやけます
時代の差が判ります
ドイツのライカ3Fというカメラを真似て作られたそうです
構造も同じです
カメラの底を開く
このカメラは底の蓋を開けて、そこからフイルムマガジンを中に入れてセットして写すのです 今のフイルムとは少し違います
フイルムマガジンとはフイルムを入れるケースのことです
いまもサイズは24×36=36枚・同じです
フイルムマガジン
真ん中にフイルムを取り付けます 左右はカバーです
カメラ屋さんに、このマガジンを持参して、この中にフイルムをいれてもらったのです カメラ屋さんはフイルムを小分けしていたのです
フイルムサイズは24×36=36枚撮りでした 暗室の箱の中に手を入れ長さは感で測っていたようです
いつも長さは38枚か40枚分くらいありました
フラッシュです
外付けフラッシュでカメラの上部に取り付けます
球は「ナショナルFP6B」マグネシュームのようでした
1回きりの使い切りです
セルフタイマーです
カメラ上部にあるシャッターにかぶせて使います
ネジを巻いて離すと、10秒~15秒でシャッターが切れました
いざ撮影です
今のISOをASAといっておりました。 感度は100でした。 感度50もあったのでしょうがプロ用だったのかほとんど知りません。
カメラの操作はすべてマニアルです。 シャッター・絞り・ASAは100・さてどうセットしたらよいのか? 周りには聞く人もいません。
カメラ屋さんで、基本だけ教えてもらいました。ASA「ISO」はいつも100だから変えれない、 晴天で雲がなければシャッター250分の1、 絞りF8、あるいは、シャッター125分の1なら、絞り16などなど。
少し雲がかかっていたら雲の厚さでその時は、シャッター125分の1、 絞りをF8かF56に、と教えてもらったのです。
これを基本に雨の日はどうするかと、撮影ごとに考えたものです。懐かしい昔話でした。
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